車屋・カーディーラーの年末年始のWEB集客の取り組みとして行うこと5選
2024年今年も10月後半になってきました。この時期になると車屋・カーディーラーは初売りに向けた準備が本格化していきます。そのため、今回は初売りに向けて車屋・カーディーラーが何をしないといけないのか?ということをご紹介します。
初売りに向けて準備すべきことは下記の記事にまとめております。
https://lismotech.co.jp/mobility/cardealer-2025-hatsuuri/
今回、ご紹介させていただくのは、より具体的にマーケティングとして年末年始に行うべきことについてです。準備や最低限の設定内容などに関しては上記の記事をお読みいただき、より具体的にマーケティングとして行うべきことが何かを知りたいという場合は、本記事をご覧ください。
車屋・カーディーラーが年末年始のマーケティングで行うこと5選
今回はマーケティングで是非仕掛けて欲しい5つのことについてご紹介します。今までの記事はどちらかというとWEBマーケティングにまだ着手したことがない企業様向けでしたが、今回はWEBマーケティングに既に取り組んでいて、より初売りで販売台数を伸ばしたい企業様に向けてご紹介します。
今回ご紹介させていただく5つというのは下記です。
①初売りに向けた企画を尖らせる
②WEB広告の媒体を増やす
③目一杯初売りを演出する
④年末から増額をする
⑤クリエイティブのデザインにこだわる
それでは1つずつご紹介いたします。
①初売りに向けた企画を尖らせる
まずは初売りに向けた企画を尖らせることからです。初売りに車を買うというのは消費者にとっても印象が強く残っています。なぜなら大手中古車販売店、カーディーラー、その他の中古車販売店などが初売りに目一杯販促を実施するからです。車は初売りに買うとお得という印象が根付いており、かつ自動車販売店の販促が増えるため、弱い企画や弱いキャッチフレーズでは埋もれてしまいます。
ここからご紹介するものは露出を増やすことになるため、それにあたり企画を尖らせることがまず大事になります。企画を尖らせるとは具体的には下記の通りです。
・初売り専用目玉車 令和年式車両が支払い総額69.9万円~
・〇〇自動車史上最大級の在庫台数 ベンツ在庫が1店舗で130台
・初売りプレゼント 8点プレゼント!嬉しい装備品をプレゼント
これはあくまで参考になりますが、このように明確な企画を打ち出すことが必要になります。是非、まずは初売りに向けてどのような企画を実施するかを考えていただければと思います。
②WEB広告の媒体を増やす
初売りに向けてはWEB広告の媒体を増やす様にしてください。初売り期間中は大手中古車販売店もテレビCMを実施していたり、WEB上でも普段は実施していない媒体での広告を出しています。2024年の初売り時はXやInstagramで広告を出す会社が多かったです。
弊社が初売りに向けて推奨しているのはYahoo!のブランドパネルとInstagram広告です。こちらをもし通常期は実施していない様であれば、初売り期間は是非実施をしていただきたく思います。なぜならブランドパネルは比較的信頼のできる面に表示することができ、かつ目につくため初売りなどのキャッチーな訴求に関しては相性が良いです。また、Instagramは数年前までは若い女性が中心に使っていましたが、今は40代50代の男性も多く利用しています。
ブランドパネルやInstagramは認知媒体として最適なものであるため、通常期は販促費を絞っていて出せないという会社様も、この期間は販促費を増やせることが多いと思いますので、是非チャレンジしてください。
③目一杯初売りを演出する
目一杯初売りを演出するというのはホームページや広告などでのことです。ホームページではトップバナーで初売りを訴求するだけでなくて、例えば初売り用の目玉車に対して装飾を施したり、初売り専用のLPを用意したり、広告用のバナーで初売り訴求にしたり、動画も初売り仕様にしたり、様々ところを初売り仕様にします。
上記のようにあらゆるところを初売り仕様にするのは、どこでお客様と接点を持つか分からないからです。もし初売り仕様にしていない箇所があり、せっかく初売りのイベントをしているにも関わらず、たまたま接触した媒体で初売り仕様にしていなくて、初売りのことが伝えられない可能性があります。その様な機会損失を生まない様に、あらゆるところを初売り仕様にします。
また、WEBマーケティングのポイントとなることは、訴求内容と誘導先に連動性を持たせることです。例えば、「初売り」とバナーでは打ち出しをしているにも関わらず、クリックをすると初売り感のないページが出てきてしまったら、そのクリックしたユーザーは期待はずれで興味を無くしてしまいます。そうならないように、バナーや動画などだけでなく、誘導先としてのページも初売り仕様で用意する必要があります。
④年末から増額をする
初売りの販促は12月25日ごろからスタートをします。なぜなら、初売りに車を買おうとしている消費者は、初売りの期間になってから探すのではなくて、初売りが始まる前から探しています。早い人だと11月ごろから初売りで買う車をどうするかということを考えていますが、本格的に「どこで買うか」を探すのは年末のタイミングとなります。
そのため、初売りに向けた販促は12月25日ごろからスタートします。また、通常期の予算とは別に初売り予算として設ける必要があります。年末の営業日は販促を止めてしまっていたり、その期間予算が不足していると、機会損失に繋がっています。そうならないように、専用の予算を設けて初売りの告知を目一杯できる様にします。また、告知期間は逆に予算を下げるのではなくて予算を増やすようにします。初売りに目一杯集客をするためには、年末の販促費増額がポイントになります。
⑤クリエイティブのデザインにこだわる
販促のかけ方についてご紹介させていただきましたが、最後に1番大事なことをご紹介します。それは販促費を増やして、訴求力が高かったとしてもデザイン性が悪いと効果が弱まってしまうということです。今日デザインに力を入れる会社が増えてきており、車屋・カーディーラーのWEBクリエイティブのデザイン性も高まっています。
その中でデザイン性が悪い場合は、訴求したい内容が印象に残らなかったり、目にとどまらなかったりすることがあります。また、興味を持ってもらえないことで、クリックに繋がらず、バナーで訴求している以上のことは情報として伝えられないということにも繋がってしまいます。つまり、広告費を増やしているにも関わらず、興味をもってもらえず、クリックに繋がらなかったり、クリックされたとしても問合せや来店に繋がらないということになります。
どんなに良い戦略や戦術を取っていても、クリエイティブが悪かったら成果が出ないため、是非、クリエイティブにも最大限気を使ってください。
車屋・カーディーラーのWEB集客ならリスモテック
今回は初売りに取り組むべきWEBマーケティングの具体的なことについてご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか。少しでも初売りに向けて参考になれば幸いです。
もし来年の初売りに向けて自社だけで準備するのは心配、自社だけでは初売りを上手く盛り上げられないなどがありましたら、スポットでサポートをすることも可能です。お気軽にご相談いただければと思います。
リスモテックは自動車業界向けのWEBマーケティングに強く、初売りに向けたノウハウや支援実績もあります。初売りは自動車販売店にとってとっても大事な期間になりますので、初売りに向けたサポートをきちんと行わせていただきます。