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車屋のWEB集客担当者必見!今日からできるWEB集客の取り組み5つ

車屋で働いているWEB集客担当者が経営幹部から「WEB集客に力を入れてもっと総集客数を伸ばせないか?」と聞かれた時に、何をしたら良いのかという視点で、車屋のWEB集客で今日からできる取り組みを5つご紹介します。今回は、カーセンサーやグーネットなどのポータルサイトの活用に関しては無しで、それ以外の媒体を対象にします。

車屋のWEB集客担当者がまず押さえるべきこと

ただ、会社の状況や現状のWEBの取り組み状況、かけられる時間などによってもできることと優先順位は異なってきます。そのため、自社がどういう状況なのかを次の数値と比較していただき、その数値をクリアしているかどうかで優先順位を変えて取り組んでいただきたく思います。

 

①ユーザー数:月間10,000ユーザーを超えているか

②問合せ率:メール経由の問合せ数/ユーザー数が0.3%を超えているか

 

どちらもGA4を使うことによって確認することができます。問合せ率に関しては正確に出すためには、実際の有効問合せ数/ユーザー数で計算をしてください。どうしても計測上の問合せ数だと、業者からの問合せや販売に関係のない問合せが含まれてしまうため、正しい成果が分かりづらくなってしまいます。

 

①のユーザー数が月間10,000ユーザーを超えていない場合は、まだまだ閲覧数が少ない状況です。そのため、ユーザー数を増やす取り組みから先に実施をしてください。②の問合せ率が0.3%を超えていない場合は、まだまだサイトの改善が必要な状況です。そのため、サイトの導線を見直すことから先に実施をしてください。もし①も②も未達の場合は、①のユーザー数を増やすことから優先的に実施をしてください。なぜなら閲覧数が少ない中で、様々な施策を行ったとしても、反響にぶれが出てしまったり、その時流入しているユーザーとたまたまマッチしていただけの施策がその後も成功体験として残ってしまい、ユーザー数が増えた時に、様々なニーズに応えることができず、伸び悩んでしまうからです。

 

まずユーザー数を増やすための取り組みを5つご紹介させていただき、その後、問合せ率を改善するための取り組みを2つご紹介させていただきます。

車屋のホームページのユーザー数を増やす取り組み①リスティング広告配信の実施

質の良いユーザーをすぐに増やすのであれば、リスティング広告配信が1番効果的です。なぜなら、リスティング広告であれば、狙った検索キーワードに対して、訴求したい要素を広告文として表示し、そして見て欲しいページに誘導することができるからです。もちろん地域も半径であったり、市粒度で設定することができるため、足元の消費者に対してアプローチすることが可能です。リスティング広告のクリック単価は地域やどういうキーワードに対して広告をかけるかによってまちまちですが、低いところで50円程度~高くても250円程度で広告を配信することができます。10万円の予算であれば、低いところであれば2000クリックを獲得でき、高いところでも400クリックを獲得することができます。時間をかけずにすぐ流入を呼ぶことができるという視点では広告は効果的です。

 

また、それだけ自社にマッチしているキーワード、訴求、ページで流入があるにも関わらず、問合せや来店に繋がっていないということになると、それはページに魅力がないからということになります。その場合は、サイトの見直しをしていく必要が出てきます。サイトの見直し方法に関しては後ほどご紹介します。

車屋のホームページのユーザー数を増やす取り組み②ディスプレイ広告配信の実施

次も広告ですが、次は検索連動型ではなく、バナーで広告を表示するディスプレイ広告です。ディスプレイ広告はターゲットを選定して、バナーを作成し、誘導したいページに誘導することができます。ターゲットというのは、どういうページを見ているかというページでのターゲティングであったり、ユーザーの興味関心であったり、自社サイトに1度訪問したことがあるかであったり、様々な要素で絞ることができます。また、バナーも自由に訴求を作り表現できますし、ページも自社サイトの好きなところに誘導することができます。ディスプレイ広告は様々な面に出ることもあり、クリック単価はリスティング広告よりも低くなりがちです。10円程度~50円ぐらいで配信することができます。

 

ただリスティング広告は、検索しているまさにその瞬間に表示される広告ですが、ディスプレイ広告は、その他の情報を探している時に表示される広告になるため、ユーザーの温度感としては低くなりがちです。そのため、ディスプレイ広告で流入数を増やしても、すぐホームページから離脱してしまうということも多く発生します。そのため、サイトの善し悪しの判断ができたり、即効性でいうとリスティング広告の方が効果的なため、ディスプレイ広告は2番目とさせていただきました。

車屋のホームページのユーザー数を増やす取り組み③SEO対策の実施

次がSEO対策です。SEO対策というのは今までの①と②の広告とは異なり、お金をかけてすぐに表示ができるものではなくて時間をかけて対策をしていくものになります。手間がかかり、かつ文章を構築する力が必要になるため、会社によってはSEO対策を外注しているところもあります。SEO対策というのはユーザーが検索した時に、広告ではなくて、サイトが上に表示される様に対策をすることを言います。

 

SEO対策をするためには、ブログを更新する必要があります。それに当たり、大事になるのがどんな内容のブログを書くか?ということももちろんなのですが、どんなキーワードに広告をかけるのか?ということになります。キーワードの選定を間違ってしまうと、すでに競合他社が対策をしていて効果が出るのに6か月間ぐらいかかってしまうなんてこともあります。そのため、効果が出て、かつ自社が戦えるキーワードを選ぶ必要があります。キーワードの選び方に関しては、下記の記事で細かくご紹介していますので、SEO対策を進める場合は、そちらを参考にしてみてください。

 

●中古車販売店がSEO対策すべきは地域キーワード

https://lismotech.co.jp/mobility/usedcar-dealer-seo/

 

ただSEO対策に関しては、時間や手間がかかるため、対策を実施した方が良いのは確かなのですが、即効性という観点が弱いため、3番目とさせていただきました。

車屋のホームページの問合せ率を高める取り組み①問合せフォーム改善

ここからは問合せ率を高めるための取り組みをご紹介させていただきますが、問合せ率を高めるために1番効果的なのは問合せフォームを改善することです。問合せフォームの改善と言っても入力する場所だけではなく、問合せを誘導する文言、ボタンなど問合せフォーム周辺を作りこむことが必要になります。多くのECサイトなどでは当たり前の様に問合せフォーム周りをこだわって問合せ率を0.1ポイント上げられるかどうかに日々チャレンジされていますが、車屋の場合はここにこだわっているところがあまり多くないのが実態です。

 

フォーム周りの改善でポイントになることは下記があります。

・フォーム上部に問合せを誘導する文言を入れる

・フォームのタイトルは1つに絞る

・フォームはシンプルにする

・フォーム送信ボタンはアクション文言にする

 

それぞれもう少し詳しくご紹介すると下記の通りです。

 

・フォーム上部に問合せを誘導する文言を入れる

→例えば、今、このフォームから問合せをしてくれたらプレゼントをあげるであったり、在庫の取り置きができるであったり、ユーザーが問合せをしたくなる文言を入れてください。

 

・フォームのタイトルは1つに絞る

→様々なニーズに応えるために色んな問合せ誘導文言を入れたくなりますが、かえってユーザーからすると何を問合せしたら良いのかが分からなくなってしまいます。また「お問合せフォーム」も同様の理由で、何を問合せするのか?が分からず、問合せ率が落ちる原因になりますので、どんな問合せをして欲しいかをフォームのタイトルにしてください。

 

・フォームはシンプルにする

→車屋としては、問合せをしてくださるお客様の情報を沢山知りたいものです。ただ、お客様としては自分の情報をあまり開示したくないものです。そのため、まず問合せを増やすということを目的にした時は、問合せフォームをシンプルにして、必要最低限の内容に絞り込んでください。

 

・フォーム送信ボタンはアクション文言にする

→最後にフォーム入力後に「送信する」などのボタンがありますが、そこのボタンの文言もこだわってください。来店予約フォームなのであれば「来店予約をする」ですし、在庫確認フォームなのであれば「在庫を確認する」になります。

 

上記を参考に問合せフォーム周りの改善にチャレンジしてください。

車屋のホームページの問合せ率を高める取り組み②ユーザー導線改善

ユーザーがホームページに入ってきて、ある程度ホームページ内の情報を見て、気になることがあったり、来店意欲が高まったタイミングで問合せに繋がっていきます。それにあたり大事になってくるのが、ユーザーに見て欲しいコンテンツを見てもらうことができているのか?という視点です。ただGA4やサーチコンソールなどではなかなかどこまで見てもらうことができているのかを把握することはできません。

 

それに当たり導入を推奨しているのが、マイクロソフトが無償で提供しているクラリティというツールです。クラリティはただタグを埋めるだけでヒートマップを見ることができるため、自社のそれぞれのページのどこまでユーザーが閲覧をしていて、どこをよくクリックしているのかというのが分かるようになっています。そのため、今まではサイトを改善しようと思っても勘に頼る部分がどうしてもあったと思いますが、クラリティを使うことで、ロジック立てて施策を行うことができます。そのため、クラリティを導入し、現状を分析して、離脱率が高いポイントの改善やコンテンツの並び方の変更などを行うことで、問合せ率の改善に繋げることができます。

リスモテックは車屋のWEB集客担当者様の見方になります

車屋のWEB集客担当がWEB集客を伸ばすために何をすべきかについてご紹介させていただきました。広告配信であったり、SEO対策、サイト改善、サイト分析などかなり専門的な要素が多かったかなと思います。今から1人で勉強して対策をするなどしていくのも時間がかかってしまいます。リスモテックでは広告配信支援、SEO対策支援、サイト分析&改善提案など、あらゆるWEB集客で即効性のある施策を得意としています。そのため、今回の記事をお読みいただき、WEB集客を強化していきたいけど、パートナーがいない、相談相手がいないなどの場合は、是非、1度リスモテックにお問合せください。一緒に貴社の集客数アップのお手伝いをさせていただきます!

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