皆さん、こんにちは!
デザイナーの原です。
飲食店のチラシやWEBサイトでは、料理写真の持つ力は絶大です。
そんな時、美味しそうな、食べたくなる写真を使用することがセオリーです。
せっかくデザインがおしゃれでかっこよくても、写真の技術がなく脂のツヤや食材の色味が悪く美味しそうでなければもったいないですよね。
写真を見て食べたいと思わせるためにも、是非シズル感のある写真を使いたいですね!
ということで、今回は料理写真をもっと美味しそうに、食べたくなるような写真の加工方法をご紹介します!
『シズル感』とは、肉を焼く時の「ジュージュー」という音を表す擬音語sizzelという英単語と言われています。 それが転じて広告業界では、主に食べ物の写真に対して「ジューシーな感じ」「瑞々しさ」などを感じる表現として使われるようになっています。
この写真は、私のiPhone12で撮影した写真なのですが、店内が少し暗く青みがかった写真になってしまい、
せっかく美味しかったのに残念な写真となってしまいました…
こちらの写真をレタッチしてみましょう!
まずは、[イメージ]→[色調補正]→[トーンカーブ]で色味を調整しましょう。
店内の照明などで、写真が青みがかっている場合、青みを補正するためレッドの数値を少しあげ、ブルーの数値を少し下げておきましょう。
このように少し全体的に明るくして赤みを足すと写真に温かみが出て美味しそうに見えますね!
『シズル感』といえば、みずみずしさです!
まずはレイヤーを複製し、上部メニューから[フィルター]→[フィルターギャラリー]→[ラップ]を選択しハイライトを強くしましょう。
このままではなんだか気持ち悪いので、お皿などの余計なハイライトは消しゴムで消し、レイヤーの塗りを[オーバーレイ]に 20%にして馴染ませましょう。
脂の艶がはっきりしてさらにジューシーになりましたね!
でもまだ何か足りないような…
。。。。。。「温かみか!!!」
「温かみ」といえば「湯気」ですね!
ちょうどいい湯気の素材を探すのもいいですが、これが結構見つからないです。。
ならばフォトショで作ってしまいましょう!
まずは、湯気レイヤーを新規作成してください。
このときの描画モードは「スクリーン」にしておきましょう。
次は、[フィルター]→[描画]→[雲模様1]を選択します。
この時の描画色は「白黒」にしておきましょう。
そうするとこの様な白のモヤがかかったような感じになります。
さらに湯気っぽさを出すために[フィルター]→[変形]→[波形]を選択し、モヤが揺らめいているように数値を調整します。
そうしたら以下の様にして湯気の範囲を調整します。
1.なげなわツールを選択し、画面右上のぼかしの数値を20pxに変更します。
2.湯気を出したい箇所を選択します。
3.ベクトルマスクを追加をクリックします。
最後に湯気レイヤーの不透明度を調整します。
この画像では60%にしました!
これで完成です!
どうでしょうか?ジューシーさと温かみがプラスされとても美味しそうになったかと思います!
思わずヨダレがでますね。
Photoshop初心者の方は是非参考にしてみてください!
それでは、ご拝読ありがとうございます!
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