
こんにちは!!
LiSMOtechの久津間です。
PythonでWEBアプケーション開発を爆速で行うにあたっていくつかのFW(フレームワーク)の選択肢がありますが、今回の記事ではDjango(ジャンゴ)について紹介していきます。
Djangoとはどういったものなのか。Djangoの特徴について触れて理解を高めていきます。
Djangoは、Pythonで開発を行うことが可能なWebアプリケーションフレームワークです。
ブログサイト、掲示板、管理サイトのようなWebアプリケーションを爆速、効率的に開発することができます。
Pythonの人気が高まってきている近年では、WEBアプリケーションを開発する言語・FWの選択肢の中からDjangoが採用されているケースも少なくないかと思います。
Djangoを採用することはいくつかのメリットがあります。
DjangoではWebアプリでよく使われる「ユーザー認証・ログイン・ログアウト」「メール送信」「管理画面」などの機能があります。
これらの機能をゼロから開発を行うには負担になり、初心者にも厳しいことが予想されます。
Djangoを使用すれば、テンプレートやDBアクセスに使うソフトなどを自分で探す必要がなくなり、アプリケーション開発に集中することができます。
複数のエンジニアで開発を行う現場では、ディレクトリを初めとするファイルの構成や命名規則がバラバラになってしまうことがあります。
しかし、Djangoではファイル作成やディレクトリの構成にルールがあるため、チーム全体の品質も向上されます。
Djangoを使うことによって、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、クリックジャッキングなどの、一般的なセキュリティ対策をDjango側で提供してくれています。
そのほかにもパスワードはハッシュ化し、データベースに格納されます。
このようにDjangoを使うことで、セキュリティの信頼性を高めることが可能です。
Djangoは以下の3つの構成・役割が存在します。
これらの3構成をまとめてMTVモデルといった呼び方がされます。
MTVはDjangoを扱って開発する上で、とても大切な概念となります。
モデル(model)は「データをどのように扱うか、処理するかを決定し、SQL文を発行してデータベースと連携」します。
データの保存もデータの取得も、このモデルを経由してデータベースにアクセスされます。
テンプレート(templete)では、「ブラウザにどのような情報、コンテンツを表示させるか決め、指定」します。
HTMLやCSS、JavaScriptを記載する必要があるので、これらの言語等も合わせて理解しておく必要があります。
ビュー(view)では、「クライアント(ユーザー)からのリクエストをもとにモデルとテンプレートとデータのやりとりを行い、受け取ったデータベースの情報とテンプレート情報を組み合わせてレスポンス」を返します。
Djangoの要となるビュー(view)を扱えるようになることで、ユーザーと情報の橋渡しを行うことができるようになります。
以上、Djangoの「【基本編】Djangoで始めるWEBアプリケーション開発のすすめ。」でした。
今後のWEBアプリケーション開発で是非Djangoを採用してみてください。
次の記事では実際に手を動かし、Djangoの環境構築であったり、MTVについてご紹介していきたいと思います。
それでは、最後までありがとうございました。
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