こんにちは。LiSMOtechの久津間です。
普段は開発に関する技術の投稿をメインに行なっていますが、今回は自動車業界に特化したWEB集客について記載していきたいと思います。
なお、ここでご紹介するWEB集客は自動車業界だけでなく、ご自身のビジネスにも転用できることは多くあると思います。
もしWEB集客をはじめてみたい、これからWEB集客を始めていこうと思うビジネスオーナーや事業の担当者は是非読んでみてください。
目次
日頃からテレビを付けられる方は目にする機会が多くあると思いますが、自動車業界でトップクラスの集客力と影響力を持っているのが「カーセンサー」や「グーネット」になります。
WEB広告やマス広告をはじめとし、様々な広告施策を行なっていることもあり、類似の競合他社を寄せ付けず、幅広い世代のユーザーから利用されているサービスです。
自動車業を営む方々であれば、今更カーセンサーやグーネットを導入されていないところは中々いらっしゃらないと思いますが、恐らくこれらのサービスからの来店が割合を大きくしめているのではないかと。
勿論、そうじゃない独自の経路で販売を行なっているところもあるのではないかと思います。
では、実際にこれらと異なるWEBチャネルを活用し集客に力をいれることで、カーセンサーやグーから脱却できるのか?または脱却するべきか?
これについては、脱却しないです。
SEO対策をはじめWEB戦略を施す場合、サイテーションや被リンクといった要素は重要であり、必要不可欠となります。
1媒体やサービスあたりに掛ける費用は抑えたとしても、総じてゼロにするのは得策ではありません。
WEBは見つけてもらう仕組み、見てもらえる仕組みを作らないといけないので、インターネット上にお店の看板を増やすことで顧客との接点となる”機会”を創出できます。
正しいWEB活用と正しい運用で、集客パフォーマンスを最大化することが可能です。
前の節で記載した有料掲載の媒体(サービス)以外にもWEB集客をすることは可能です。
以下は実際に力を入れ対策をしている企業のケースで列挙していきます。
・コーポレートサイト(企業サイト)
・ポータルサイト(在庫情報有りのWEBアプリケーション)
・Googleビジネスプロフィール(旧:グーグルマイビジネス)
・SNS…等
自社に当てはめたとき、どのくらい当てはまったでしょうか?
既にやっているといったお声も多いのではないかと思います。
この節では更に具体的な施策について記載していきます。
WEB集客の中で費用を掛けずに行える対策としてSEO対策があげられます。
SEO対策とは、検索結果でご自身の運営するサイトを多くの方に見てもらう(表示させる)ために行う対策です。
検索エンジン最適化のことを示しています。
自然検索からの検索結果を対策することで、ご自身の運営するサイトにアクセスを集め、ユーザーに最終的なゴールとなる行動を促します。
ここでいうゴールとは、予約、電話、資料請求、お見積りなどのことです。
運用コストが掛かるものの、手がける施策は全て自社の資産となることが多いので、まだメスを入れてない場合はおすすめです。
細かいことを記載するととんでもないボリュームになるのでここでは割愛しますが、対策を始めてから概ね3〜6ヶ月後にじわじわと効果が見えてきます。
事業も人も育つには時間が掛かりますが、WEBも同じです。
MEO対策とは、Googleが提供している地図検索エンジンにおいて、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)の情報を上位表示するための対策を指します。
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)は「地名」+「業種」などのキーワードから特定エリアの情報(ローカル検索)を検索すため、ローカル検索と言われており、このSEO対策はローカルSEOと呼ばれていたりします。
SEO対策にせよMEO対策にせよ、良く耳にしたことがあるのではないかと思います。
こちらも運用コストは掛かるものの、実施するには今すぐに始められる対策となっています。
・口コミ
・投稿
・情報の鮮度
・サイテーション
・キーワードと関連性…等
これらの対策はGoogleマップの上位表示に影響する要素なので是非力を入れましょう。
弊社ではMEO対策のサービスを提供していたりするので気になる方はお気軽にご連絡ください。
自社が保有するとドメインのサイトでコラムやブログの記事を流し込みます。
これはSEO対策にも関連する施策ですが、かなり有効的です。
SEOライティングの能力が必要になるものの、自社が保有するノウハウを部分的に発信することで様々な潜在顧客へとアプローチすることが可能です。
現代のビジネスでは切っても切り離せないSNSの運用です。
ビジネスモデルや業種によっては相性や使い方が変わってくるものの、クロスメディアの戦略は初速を高めるためにも必要なツールと言えます。
SNSの活用ではどんな役割を持たせるかを明確にし、運用することが大切です。
役割というのは、SNSの責任のことです。
DMからの直接的な問い合わせ、電話、フォロワー数、エンゲージメントの数といった要素を複数追うのではなく、各SNSの責任を単一責任にすることで、行う施策や投稿も評価しやすくなると思います。
仕入れた車両が店舗に並ぶのは勿論ですが、車両情報は自社のポータルサイトへ在庫情報として投稿することがWEB集客として有効です。
車両情報が掲載されている自社ポータルサイトに訪れるユーザーは、購買プロセスにおける比較検討を行うユーザーが多く見込まれることから、様々な車両ページを回遊します。
こういった検索型や比較可能なポータルサイトではページ回遊率が比較的伸び、ドメインの評価にも繋がると考えられます。
また、インターネット上における営業マンとしての役割を担うため、事業貢献度が非常に高い施策です。
投稿を行う際は細かな車両情報の他、スタッフのおすすめポイントなどを入れ、車選びに迷われているユーザーの後押し(クロージング)を行なってください。
ここでは良くあるご相談として頂く内容について記載します。
SEO対策として「ブログの投稿やコラムの投稿をおすすめされたんだけど、全く流入が増えません。」といったご相談をいただくことがあります。
実際に該当ページの内容を拝見すると、確かに効果出ないだろうっと思うような内容であることが多いです。
投稿してくださいと言われたので社内で運用しています!
このケースの多くは無駄な運用コストの投下で終わっている印象です。
SEOライティングに関する知識、技術とその業種や業態に対するノウハウがあって成立することなので、運用効果を実感していない場合は外部に相談することをお勧めします。(弊社でもサポートしている実績もございますので、お気軽にご相談ください。)
その他、流入数などを把握できていないケースもあるかと思います。
この場合はサイトの見直しとともに、評価、分析ツールの導入から行うことを推奨します。
ここに記載した内容は概ね中長期的な施策といえます。
継続して運用することで多くのユーザーに届き、見られ、来店などの集客に貢献します。
WEBは育てるものであり、正しい運用を継続的に行うことができれば、数値として目に見える形で返ってくるはずです。
実際に対策前と対策後ではアクセス数とWEBからの集客数に大きく変化を感じていただけている自動車業様がいます。
必要性を感じているが運用できていなかったり、コストが裂けないなどネガティブなご意見もいただくこともありますが、これらは自社の資産となります。
自社の資産といっても貸借対照表(バランスシート)には記載されない項目ではありますが、現代、現在の市場では情報の活用は必須ですので是非活用していきましょう。
今回の記事では自動車業におけるWEB集客について、ざっくりながらご紹介させていだきました。
実際に行うWEB戦略では要所で細かいテクニックが必要です。
技術的なことからマーケティングのことまで多岐に渡ります。
常にPDCAを回しながら改善を行うこともWEB集客では重要な要素です。
この記事を通してWEB集客に関心を持ち、デジタルの力を活用する一歩になっていただければ幸いです。
NEXTGATE LiSMOtechでは中小企業を中心にブランディング・WEBマーケティングを活用したWEB戦略を提供しています。
企業課題・問題に関するご相談、WEBサイト制作やグラフィックデザイン制作のクリエイティブに関するご相談やご質問、お見積りなどお気軽にお問い合わせください。
平日10:00〜19:00
© NEXTGATE LiSMOtech All rights reserved