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LINE公式アカウントの一斉配信で成果を出すには|頻度と内容の決め方

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LINE公式アカウントの一斉配信は、送れば送るほど成果が出るものではありません。配信のたびに費用が発生し、内容が合わなければブロックされます。頻度を上げた結果、費用が増えて友だち数が減るという状態は珍しくありません。

適切な頻度は業種によって違いますが、判断の基準は共通しています。反応率とブロック率の推移です。この2つを見ながら調整すれば、自社にとっての適量が分かります。

この記事では、配信頻度の決め方、反応が落ちる原因、内容の組み立て方、セグメント配信への切り替え時期、そして評価指標を整理します。

この記事でわかること

・頻度は反応率とブロック率で判断する

・配信のたびに費用が発生する

・内容が案内だけになると反応が落ちる

・配信する時間帯で反応が変わる

・友だちが増えたらセグメント配信へ移る

・評価は開封数ではなく来店と購入で行う

頻度は反応率とブロック率で判断する

適切な配信頻度に、業種を問わない正解はありません。自社の数字で判断してください。

観察される状態 解釈 対応
反応率が安定、ブロック率も安定 適量 維持する
反応率が低下、ブロック率が上昇 多すぎる 頻度を下げる
反応率は安定、ブロック率が上昇 内容が合っていない 内容を見直す
反応率が低い、ブロック率も低い 関心が薄い 内容と対象を見直す
反応率が高く、ブロック率が低い 余地がある 頻度を上げてみる

頻度を変えたら、少なくとも数回分は同じ条件で観察してください。1回の配信結果で判断すると、内容による差と頻度による差が区別できません。

業種共通の正解はない。自社の2つの数字で判断する。

変更したら、数回分は同じ条件で観察する。

配信のたびに費用が発生する

一斉配信は友だち数と配信回数の掛け算で費用が決まります。この構造を理解しないと、費用が想定を超えます。

  • 友だちが増えるほど、1回あたりの配信費が上がる
  • 頻度を上げるほど、月あたりの総額が上がる
  • 反応のない友だちにも同じ費用がかかる
  • ブロックされた相手には配信されないが、友だち数の見え方に注意が必要

反応しない友だちへ送り続けることは、費用だけがかかる状態です。友だち数が増えてきたら、全員へ送る配信を減らし、対象を絞った配信へ移す判断が必要になります。

費用構造はLINE公式アカウントの友だちを増やす方法|店頭とWebの施策と、増やしすぎない設計で詳しく解説しています。

費用は友だち数 × 配信回数で決まる。

反応のない相手にも同じ費用がかかる。

内容が案内だけになると反応が落ちる

配信内容が営業案内ばかりになると、開かれなくなります。受け取る側にとって、毎回の配信に開く理由が必要です。

内容の型 受け手にとっての価値 使う頻度の目安
限定の案内 得られるものが明確 多用すると効果が薄れる
予約枠の空き情報 すぐ使える情報 実用性が高い
使い方や選び方の情報 判断の助けになる 定期的に混ぜる
新しい商品やメニュー 関心があれば読む 実際に新しいときのみ
季節や時期の案内 行動のきっかけ 時期に合わせて

すべての配信を販売目的にすると、開封率が下がります。受け取って役に立つ内容を混ぜることで、次の配信も開いてもらえます。

ネタの作り方は店舗SNSの投稿ネタが尽きたときの考え方|企画を毎回考えない仕組みにするの考え方が応用できます。

販売目的の配信ばかりだと開かれなくなる。

役に立つ内容を混ぜて、開く理由を作る。

配信する時間帯で反応が変わる

同じ内容でも、届く時間によって反応は変わります。

  1. 顧客の生活リズムを想定して、いくつかの時間帯を試す
  2. 同じ内容を、異なる時間帯で複数回テストする
  3. 反応率が高い時間帯を特定する
  4. 業態によっては、来店直前の時間帯が有効な場合がある
  5. 深夜や早朝は避ける(通知が迷惑になり、ブロックの原因になる)

予約が必要な業種では、行動できる時間に届けることが重要です。営業時間外に案内を送っても、その場で予約できなければ忘れられます。

同じ内容でも、届く時間で反応が変わる。

行動できる時間に届けることが重要。

友だちが増えたらセグメント配信へ移る

友だち数が増えると、全員に同じ内容を送ることの無理が出てきます。

段階 配信の方法 理由
友だちが少ない 一斉配信 分けるほどの母数がない
友だちが増えてきた 一部を絞った配信 内容の適合を上げる
十分に多い セグメント別の配信 費用対効果が改善する

ただし分けすぎると、それぞれの母数が小さくなり、運用の手間だけが増えます。まずは2つか3つに分ける程度から始めてください。分ける基準の考え方はLINE広告のセグメント配信でリピーターを増やす|分ける基準と、分けすぎの境界を参照してください。

友だちが増えたら、対象を絞った配信へ移る。

分けすぎると母数が小さくなり、手間だけが増える。

評価は開封数ではなく来店と購入で行う

配信の指標は見やすいものが多いため、そこで満足すると成果につながりません。

見る指標 分かること 優先度
来店数・購入数 実際の成果 最優先
配信経由の予約数 導線の機能 高い
ブロック率の推移 頻度と内容の適合 高い
反応率(クリック等) 内容への関心 参考
配信あたりの費用 効率 高い

配信経由で予約や来店があったかを追える状態にしてください。配信に含めるリンクにパラメータを付ける、クーポンの利用を記録するといった方法があります。計測の考え方はUTMパラメータの設計と命名規則|流入元を正しく計測する方法を参照してください。

開封や反応ではなく、来店と購入で評価する。

配信経由の成果を追える状態を作る。

地図表示の基本設定

個別の施策は、基本の情報が整っていることが前提になります。設定の全体像はMEO対策とは?Googleビジネスプロフィールで来店を増やす方法を参照してください。

よくある失敗

頻度を上げれば成果が増えると考える

費用が増え、ブロックも増えます。反応率とブロック率を見ながら調整してください。

販売目的の配信ばかりにする

開かれなくなります。役に立つ内容を混ぜて、開く理由を作ってください。

1回の結果で頻度を判断する

内容による差と頻度による差が区別できません。数回分を同じ条件で観察してください。

反応のない友だちへ送り続ける

費用だけがかかります。友だちが増えたら、対象を絞る判断が必要です。

配信経由の成果を追わない

開封率が高くても来店がなければ意味がありません。成果まで追える状態にしてください。

よくある質問

月に何回配信するのが適切ですか

業種と顧客の来店周期によって変わるため、一律の回数はありません。来店周期が短い業種では頻度を上げられ、長い業種では下げるべきです。自社の反応率とブロック率を見ながら調整してください。

ブロックされるのを避けるにはどうすればよいですか

ブロックを完全に避けることはできません。重要なのは率の上昇を検知することです。上昇した場合、頻度が高すぎるか、内容が受け手の関心と合っていません。頻度を下げるだけで改善することがあります。

配信内容はどう決めればよいですか

毎回考えるのではなく、いくつかの型を用意して回してください。限定案内、空き枠の情報、選び方の情報といった型を決めておくと、内容の偏りを防げます。

画像は入れるべきですか

内容によります。商品やメニューを伝える場合は有効です。ただし画像だけで文章がないと、何の案内か伝わりません。文章と組み合わせてください。

配信を止めると友だちは減りますか

配信頻度が下がってもブロックが増えることは通常ありません。むしろ内容が合わない配信を減らすことで、ブロック率が下がる場合があります。ただし接触が完全になくなると、忘れられて再来店の機会を失います。適度な間隔を保ってください。

まとめ

一斉配信は送るほど成果が出るものではありません。配信のたびに費用が発生し、内容が合わなければブロックされます。頻度を上げた結果、費用が増えて友だち数が減るという状態は実際によく起こります。判断の基準になるのは反応率とブロック率の2つで、この推移を見ながら調整すれば自社にとっての適量が分かります。

内容についても注意が必要です。配信が営業案内ばかりになると、受け取る側に開く理由がなくなり、開封率が下がります。限定の案内だけでなく、予約枠の空き情報や選び方の情報といった、受け取って役に立つ内容を混ぜてください。毎回考えるのではなく、いくつかの型を用意して回すほうが継続できます。

友だち数が増えてきたら、全員に同じ内容を送ることの無理が出てきます。反応しない友だちへ送り続けることは費用だけがかかる状態であり、対象を絞った配信へ移る判断が必要になります。ただし分けすぎるとそれぞれの母数が小さくなり、運用の手間だけが増えます。まずは2つか3つに分ける程度から始めてください。そして評価は開封率ではなく、配信経由の来店と購入で行ってください。

当社では広告代行において、配信設計と効果測定の仕組みづくりをご相談いただけます。運用体制の整理はお問い合わせよりご連絡ください。

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