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LINE公式アカウントの友だちを増やす方法|店頭とWebの施策と、増やしすぎない設計

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LINE公式アカウントの友だちを増やす取り組みには、他のSNSにはない前提があります。友だちが増えるほど、配信のコストが上がることです。

LINE公式アカウントの料金プランでは、メッセージの通数を「メッセージを送った回数 × 送った友だちの数」で数えます(LINEヤフー for Business「LINE公式アカウント 料金プラン」)。つまり友だちが2倍になれば、同じ内容を1回配信するのに必要な通数も2倍になります。

したがって、来店可能性の低い友だちを集めると、費用だけが増えます。この記事では費用構造を先に確認したうえで、店頭とWebでの獲得手段、ブロックを減らす設計、増やす前に決めておくべきことを扱います。

この記事でわかること

・通数の数え方と、友だちが増えたときの費用への影響

・店頭で獲得する手段と、実際に登録される条件

・Webから獲得する手段

・登録直後のブロックを減らす設計

・増やす前に決めておくべき3つ

・友だち数より先に見るべき指標

増えるほど費用が上がる構造

LINE公式アカウントには複数の料金プランがあり、プランごとに月額の固定費と無料で送れる通数が決まっています。無料の範囲を超えると、プランの変更または追加のメッセージ費用が必要になります。

確認する項目 内容 実務への影響
通数の数え方 配信回数 × 配信した友だちの数 友だちが増えると同じ配信でも通数が増える
プランの無料通数 プランごとに上限がある 上限を超えるとプラン変更か追加費用
一斉配信と個別配信 全員に送るか、絞って送るか 絞れば通数を抑えられる
チャットの送受信 1対1のやり取り 通数の扱いが一斉配信とは異なる

この構造から導かれる方針は明確です。友だち数を目標にせず、絞って送れる状態を作ることです。全員に毎週配信する運用は、友だちが増えるほど成立しなくなります。

料金プランと通数の条件は改定されることがあります。実際の金額と上限は、必ずLINEヤフー for Businessの公式ページで確認してください。

通数は「配信回数 × 友だちの数」。友だちが増えると配信費も増える。

友だち数を目標にすると、費用だけが増える運用になる。

店頭で獲得する

来店客は最も来店可能性が高い友だちです。獲得手段としては店頭が最優先になります。

手段 効きやすさ 条件
会計時の声かけ+卓上のコード 高い スタッフが一言添える運用が必要
次回使えるクーポンを登録特典にする 高い 特典が来店動機として成立している
レシートへの印字 見られる確率は低い。他と併用する
ポイントカードの代替として案内 高い カードを持ち歩く手間が消える
ポスターの掲示のみ 低い 見られるが、行動までは至りにくい

実際に差が出るのはスタッフの一言があるかどうかです。卓上にコードを置くだけでは登録されません。「次回200円引きになります」の一言があるかで登録率が変わります。

したがって、店頭施策の実体はオペレーションの設計です。誰が、いつ、どの言い方で案内するかを決めて、実行できているかを確認する。ここを決めずにコードだけ置いても増えません。

Webから獲得する

  • 予約フォームの完了画面に置く:予約直後は関心が最も高い
  • サイトの問い合わせ手段の1つとして並べる:電話・フォームと同列に置く
  • Googleビジネスプロフィールから誘導する:地図から見た人を受け止める
  • 広告の遷移先にする:即時の来店につながらない商材で有効
  • 他のSNSのプロフィールに置く:既にフォローしている層を移す

1つ目が最も効率的です。予約や問い合わせを終えた直後は、関心が最も高い状態にあります。ここに登録の案内を置くと、店頭より低い労力で獲得できます。完了画面は成果の計測にも使う画面なので、設定を触る際は複数媒体で同じサンクスページを使うときのCV計測|重複と水増しを防ぐ設定もあわせて確認してください。

3つ目は、地図検索から来た人を受け止める導線です。GBPの整備はMEO対策とは?Googleビジネスプロフィールで来店数を増やす具体的手順を参照してください。

登録直後のブロックを減らす

友だちが増えても、登録直後にブロックされれば意味がありません。ブロックが起きるのはほぼ次の3パターンです。

原因 起きること 対処
登録直後に売り込みが届く その場でブロックされる 最初のメッセージは案内と特典の受け渡しに留める
配信頻度が高い 数週間でブロックされる 月2〜4回を上限にする
内容が自分に関係ない 徐々にブロックされる 属性や来店履歴で絞って配信する

1行目は運用の初期に必ず起きます。登録の理由が特典なら、最初のメッセージは特典を渡すだけにしてください。そこに新商品の案内やキャンペーンを重ねると、登録の目的と合わずに離脱します。

3行目への対処として、登録時に簡単な属性を取得しておくと後の配信が絞れます。ただし質問を増やすと登録率が下がるため、1〜2問までにしてください。

最初のメッセージで売り込むと、その場でブロックされる。

登録の理由が特典なら、1通目は特典を渡すだけにする。

増やす前に決めておく3つ

  1. 何のために使うか:再来店か、予約か、情報提供か。1つに絞る
  2. 配信の頻度と上限:月に何回まで送るか。通数の見込みも計算する
  3. 誰が配信するか:担当と、内容を確認する人

2番目を先に計算してください。目標の友だち数 × 想定の配信回数で必要な通数が出ます。この数字がプランの無料枠を大きく超えるなら、友だちを増やす前に配信の設計を見直す必要があります。

LINE公式アカウントの基本的な運用と、店舗集客での位置づけはLINE公式アカウントで店舗集客するには?で扱っています。

友だち数より先に見る指標

指標 何が分かるか 見る頻度
ブロック率 配信内容と頻度が合っているか 配信ごと
配信後の来店・予約数 実際の成果 配信ごと
クーポンの利用数 特典が動機になっているか 月次
有効な友だち数(ブロックを除く) 実際に届く相手の数 月次
1件の来店あたりの配信コスト 費用対効果 月次

4行目を見てください。表示される友だち数には、ブロックした人が含まれる場合があります。実際に届く相手の数で運用を判断しないと、費用の見込みも成果の評価もずれます。

よくある失敗

友だち数を目標にする

来店可能性の低い友だちが増えると、通数だけが増えます。目標にすべきは配信後の来店数です。

登録直後に売り込む

その場でブロックされます。1通目は登録の目的を果たすだけにしてください。

全員に毎週配信する

友だちが増えるほど費用が上がり、同時にブロックも増えます。絞って送る設計に切り替えてください。

卓上にコードを置くだけで満足する

スタッフの一言がないと登録されません。声かけの文言を決めて共有してください。

他のSNSと同じ運用をする

LINEは配信ごとに費用が発生します。投稿が無料の媒体と同じ頻度で運用すると、費用の構造が合いません。

よくある質問

友だちは何人くらいを目指すべきですか

人数の目標は置かないでください。基準にすべきは、配信1回あたりの費用と、それによって生まれる来店数の関係です。人数が少なくても来店につながっているなら、その状態が正解です。

広告で友だちを集めてもよいですか

有効な手段ですが、獲得単価と、その後の来店率を必ず併せて見てください。安く集まっても来店しない友だちは、配信コストだけを増やします。

ブロックされたら通数は減りますか

実際に届く相手が減るため、運用上の考え方が変わります。管理画面上の表示と、有効な友だち数を分けて確認してください。

配信内容は何を送ればよいですか

来店の理由になるものだけです。新商品、空き状況、期限のある特典。読み物としての情報は反応が薄く、通数だけを消費します。

他の連絡手段とどう使い分けますか

LINEは再来店を促す手段、メールは検討期間が長い商材の情報提供、という分担が現実的です。メール施策の設計はメール施策の始め方|配信して終わりにしないための設計を参照してください。

まとめ

LINE公式アカウントの友だちを増やす取り組みには、増えるほど配信の費用が上がるという前提があります。通数は配信回数と友だちの数の掛け算で決まるため、来店可能性の低い友だちを集めると費用だけが増えます。友だち数を目標に置かないでください。

獲得手段として最も確実なのは店頭ですが、卓上にコードを置くだけでは登録されません。差が出るのはスタッフの一言があるかどうかで、実体はオペレーションの設計です。Webでは、予約や問い合わせを終えた直後の画面が最も効率的です。

増やす前に、目標の友だち数と想定の配信回数を掛けて必要な通数を計算してください。無料枠を大きく超えるなら、友だちを増やす前に配信の設計を見直す必要があります。そして登録直後の1通目で売り込まないこと。登録の理由が特典なら、まず特典を渡すだけにしてください。

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