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製造業のWebマーケティングは何を増やすべきか|問い合わせ数より先に決める、取りたい引き合いの条件

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製造業のWeb施策の相談は、ほとんどが「問い合わせが来ない」から始まります。ところが実際にサイトを直して流入が増えた後、半年ほどで出てくる相談は別のものに変わります。問い合わせは増えたのに、受注はほとんど増えていない。そして技術者が見積の作成に取られる時間だけが確実に増えている、という状態です。

これは施策の失敗ではなく、目標の置き方の問題です。製造業の引き合いは1件あたりの金額が大きく、取引が始まれば数年続くこともあります。その代わり見積を1件出すのに技術者の時間がかかり、その工数は受注しても失注しても同じだけ発生します。件数だけを指標にすると、工数を増やして粗利を減らす方向に最適化が進みます。

「製造業 ホームページ 問い合わせ」で検索すると、加工事例を増やす、導入事例を載せる、コンテンツを充実させるという記事が並びます。書いているのはほぼ全てWeb制作会社かBtoBマーケティングの支援会社です。これらの記事に共通して抜けているのは、増やしてはいけない引き合いがあるという視点です。問い合わせが増えれば成果として報告できる側が書いているため、構造的に書きにくい論点になっています。

この記事では、件数を目標に置く前に決めるべきこと、対応範囲の公開が選別として働く仕組み、守秘義務があっても出せる加工事例の書き方、そして検索数では選べない技術キーワードの扱いを整理します。業種を問わないチャネルの選び方は自社の業種に合う集客チャネルの決め方|業種名ではなく4つの軸で選ぶで扱っています。

この記事でわかること

・問い合わせ件数を主目標にすると、粗利が下がることがある

・増やして得をする引き合いと、増えても損をする引き合いの分かれ目

・対応範囲を数値で公開すると、範囲外の人は自分で降りる

・加工事例は「出せないものがある」前提から設計する

・技術キーワードは検索数で優先順位を決められない

・何から着手するか、KPIをどこに置くか

増やして得をする引き合いと、増やすと損をする引き合い
増やして得をする引き合いと、増やすと損をする引き合い

起きているのは「来ない」ではなく「取れないものが来る」

製造業でWeb経由の引き合いが増えたとき、内訳は一般的な消費者向けの商材とは違う偏り方をします。多いのは、概算だけ知りたいという相談、対応外の材質や寸法の依頼、そして相見積もりの比較対象として呼ばれるケースです。

相見積もりそのものは正常な商習慣で、避けるべきものではありません。問題はすでに発注先が事実上決まっている案件の、社内手続き用の3社目として呼ばれている場合です。この見積にも技術者の時間はかかりますが、受注する確率は最初から低く設定されています。

数字にすると分かりやすくなります。以下は仮に置いた数値で、実際の比率は業態によって変わります。

改善前 件数だけ増やした後
見積依頼 20件 40件
受注率 10% 5%
受注 2件 2件
見積1件の工数 3時間 3時間
見積にかけた総工数 60時間 120時間

右の列は「問い合わせが2倍になりました」と報告できる状態です。受注は変わらず、技術者の時間だけが60時間増えています。その60時間は本来、既存客の量産案件か、精度の高い引き合いへの対応に使われていた時間です。失っているものが機会費用の形をとるため、レポート上は損失として見えません。

つまり最初に決めるべきは、増やす件数ではなくどの引き合いを取りに行き、どの引き合いには来てほしくないかです。どの段階で止まっているのかを切り分ける手順はホームページから問い合わせが来ない原因の切り分け方|5段階で診断するにまとめています。

見積の作成工数は、受注しても失注しても同じだけかかる。

件数を主目標にすると、受注率の低下が見えないまま工数だけが増える。

取りたい引き合いの条件を先に言語化する

条件は5つの観点で書き出せます。営業と技術の双方が同じ答えを出せる粒度まで具体化してください。「小ロットは避けたい」では判断できませんが、「10個未満は原則受けない」なら判断できます。

観点 決めること 書き方の例
範囲 対応できる材質・寸法・公差 ステンレスとアルミ、最大500ミリ角まで
数量 成立する下限と上限 試作1個から可、量産は月500個まで
納期 標準リードタイムと最短 標準3週間、特急は要相談
工程 自社内で完結する範囲 熱処理と表面処理は協力会社へ
取引 望ましい継続の形 量産の継続を前提に試作から受けたい

この表を埋めると、多くの会社で1行目と2行目が社内で割れます。営業は「相談してもらえれば大抵できる」と考え、現場は「その条件は毎回無理をしている」と考えているためです。この不一致を放置したままサイトの情報を増やすと、無理をしている条件の依頼が増えます。

決まった条件は、そのまま次の章の掲載内容になります。社内で合意していない条件は公開できないため、この作業はWeb施策の前提であり、Web施策そのものでもあります。

選別はフォームではなく、その手前のページで行う

取りたくない引き合いを減らそうとして、問い合わせフォームの入力項目を増やす対処がよく取られます。これは効果はありますが、副作用のほうが大きくなります。項目を増やすと、対応範囲外の人と一緒に、条件の合う人も同じ割合で離脱するためです。フォーム側の設計は入力フォームの離脱率を改善するデザインの工夫で扱っています。

選別は、フォームに到達する前に終わらせるほうが確実です。具体的には、対応可能な範囲を数値で公開します。材質、最大寸法、対応できる公差、ロットの下限と上限、標準的なリードタイム。この5つが数値で書かれていれば、範囲外の人は問い合わせる前に自分で判断して離れます。

この掲載には、集客と選別のほかにもう1つ働きがあります。数値を公開している会社は、確認しなくても発注の可否が分かるため、検討の初期段階で候補に残りやすくなります。逆に「お気軽にご相談ください」しか書かれていないサイトは、可否を確認する手間がかかる相手として後回しになります。

「何ができないか」を書くことが信頼につながる仕組みは会社案内サイトで信頼感を作る方法|見た目より先に埋めるべき情報でも扱いました。製造業ではこれが精神論ではなく、見積工数という具体的なコストの削減として効きます。

フォームの項目を増やす選別は、条件の合う相手も同じ割合で落とす。

対応範囲を数値で公開すれば、範囲外の相手は問い合わせる前に降りる。

加工事例は「出せないものがある」前提から設計する

製造業のWeb施策を扱う記事は、ほぼ例外なく加工事例の掲載を勧めます。事例が有効であること自体は正しく、対応できる証明として最も強い材料です。ただし実務で詰まるのは、事例を作る手間ではなく、出してよい情報の線引きです。この線引きに触れている記事はほとんどありません。

顧客から預かった図面は当然公開できません。問題はその先で、自社が蓄積した加工条件やノウハウも、書きすぎれば模倣される対象になります。中小企業庁は知的財産取引に関するガイドラインを公表しており、型の図面やデータ、製作技術やノウハウは型そのものの所有権に関わらず製作者の知的財産であるという整理と、秘密保持を含めた取り決めの書面化が基本原則として示されています。取引の場で保護される前提の情報を、自社サイトで先に公開してしまう矛盾を避ける必要があります。

そこで、顧客名も製品名も図面も出さずに成立する書き方をとります。事例1件を次の5項目で構成してください。

  1. 依頼された条件:材質、おおよその寸法、数量、要求された公差
  2. 難所:なぜ簡単ではなかったか(薄肉、深穴、異形状、短納期など)
  3. 対応:どう解いたか。工程の順序や治具の考え方まで。具体的な加工条件は書かない
  4. 結果:リードタイム、歩留まり、量産に移行したかどうか
  5. 同種の依頼を受けられる範囲:この事例に近い条件でどこまで対応できるか

3番目が線引きの要です。「何を考えて解いたか」は公開してよく、「どの条件値で加工したか」は公開しないという分け方をすると、判断が安定します。前者は発注側が読みたい情報であり、後者は競合が読みたい情報です。

5番目は事例を営業資料に変える項目です。読んだ人が「自社の案件も該当しそうだ」と判断できるところまで書いて、はじめて問い合わせにつながります。掲載前には顧客の許諾を取り、業種と規模の表現でも特定できないかを確認してください。

事例を1ページずつ独立させると、材質名や加工名の組み合わせで検索に拾われる入口が増えます。ただし数を目的にすると内容が薄くなり、同じような説明のページが並びます。5項目が埋まらない案件は、事例にせず一覧の1行に留めてください。

技術キーワードは検索数で優先順位を決められない

対策するキーワードを選ぶとき、月間検索数の大きい順に並べる方法は製造業では機能しません。実際に発注につながる語は、材質と加工方法と形状を組み合わせた具体的な言葉で、検索数は月に数十程度にしかならないためです。この基準でふるいにかけると、対策すべき語がすべて落ちます。

そもそも数値の精度にも限界があります。Googleはキーワードプランナーのヘルプで、検索ボリュームの統計値は丸められていること、月間平均検索数は既定で12か月の平均であることを明示しています。数値が小さい語ほど、丸めと平均化の影響が相対的に大きくなります。月10と月40の差を根拠に優先順位を決めても、その差は判断に耐えません。

代わりに使う基準は3つです。

  • 検索した人が発注を判断できる立場か:学生や同業の調べ物と、設計者や購買担当の検索は同じ語では現れない
  • 自社の対応範囲の内側か:受けられない条件の語で上位を取っても、断る連絡が増えるだけになる
  • 1件受注したときの金額と継続年数:月10件の検索でも、受注1件が量産につながるなら投資は回収できる

検索数を判断基準から外す考え方はSEOキーワードの選び方|検索数で選ぶと問い合わせにつながらない理由で詳しく扱っています。製造業では、この記事で書いた原則がさらに極端な形で当てはまります。

発注につながる技術キーワードは、月間検索数が数十以下になることが多い。

検索数の小さい語ほど、丸めと12か月平均の影響で数値の信頼度が下がる。

問い合わせフォームで図面を受け取るかどうか

図面の添付を受け付けると、引き合いの精度は上がります。仕様の往復が減り、初回の返信で概算まで出せる場合もあります。一方で、受け取った瞬間から他社の機密情報を預かる立場になります。

受け付けるなら、次の3つを決めてから公開してください。決めずに窓口だけ開くと、社内の誰のパソコンに図面が残っているのか分からない状態になります。

決めること 具体例
保管の場所と期間 受信後は共有フォルダの指定場所へ移し、失注から6か月で削除する
閲覧できる範囲 営業担当と見積担当のみ。転送は社内に限る
受領時の表示 送信前の画面に、目的外に使用しない旨と保管期間を明記する

添付を受けない選択も十分に成立します。その場合は、材質・寸法・数量・公差・希望納期の5項目を選択式または短い入力欄にすると、図面がなくても一次判断ができます。添付の可否よりも、返信までに何時間かかるかのほうが受注率への影響は大きいことが多いです。

自動送信のスパムが混ざる場合の対処は問い合わせフォームのスパム対策|本物の問い合わせを減らさずに止める順序を参照してください。項目を増やして防ぐ方法は、ここでも副作用が大きくなります。

展示会と営業活動は、Webと同じ導線の上にある

製造業では、Webだけで発注が決まる比率は高くありません。多くの場合、展示会や紹介、既存取引からの派生で接点ができ、その後に社名と加工内容で検索して、発注してよい相手かを確認します。このとき見られるのが、設備一覧、対応範囲、事例、そして会社概要です。

つまり自社サイトは、新規の獲得だけでなく確認の場として働いています。展示会で名刺を集めても、その後の確認でつまずけば商談は進みません。名刺を商談につなげる手順は展示会で集めた名刺を商談につなげる方法|フォローの順序と、追わない基準で扱いました。

確認の場として整えるべき情報は、獲得用のコンテンツとは優先順位が違います。設備一覧に型式と加工可能寸法が入っているか、認証や資格の取得状況が最新か、担当窓口が分かるか。派手さは不要で、事実が抜けていないことのほうが効きます。

資料をダウンロードしてもらう形でリードを取る場合、記事の要約を配っても取れません。設計者や購買担当が手元に置きたいのは、対応範囲と実績を一覧にした技術資料です。設計の考え方は資料ダウンロードでリードを獲得する設計|記事の要約を配っても取れない理由にまとめています。手段全体の選び方はBtoBのリード獲得手段はどう選ぶか|獲得単価ではなく商談化率から逆算するを参照してください。

何から着手するか

順序を飛ばすと、後の工程でやり直しが発生します。特に1番目を決めずに3番目から始めると、公開した情報を後で書き換えることになります。

  1. 取りたい引き合いの条件を営業と技術で合意する:材質、寸法、数量、納期、工程の5観点
  2. 対応範囲を数値でページにする:合意した条件をそのまま公開する
  3. 事例を3件だけ作る:5項目が埋まる案件を選ぶ。数を先に増やさない
  4. 問い合わせ後の対応を決める:初回返信の時間、一次判断に必要な項目、担当
  5. 技術キーワードを対応範囲の内側から選ぶ:検索数ではなく発注権限と対応可否で選ぶ
  6. 記録を残す形にする:引き合いごとに、受注可否と見積工数を残す

6番目を最初から入れておくと、次の改善対象が数字で決まります。獲得後の歩留まりを追う考え方は問い合わせ後の歩留まりを改善する|リード管理の始め方で扱っています。

KPIをどこに置くか

問い合わせ件数を主目標から外すと、代わりに何を見るかが問題になります。製造業では次の3つの組み合わせが実態に合います。

指標 見る理由 注意点
条件に合う引き合いの件数 総数ではなく、取りたい条件を満たした件数だけを数える 条件の定義を先に文書化しないと数えられない
見積提出から受注までの率 引き合いの質が上がったかを直接示す 案件の規模が混ざるため、金額帯で分けて見る
見積にかけた総工数 増やした施策が現場を圧迫していないかを見る 記録の習慣がないと取得できない。着手時から残す

3つとも社内の記録が必要で、アクセス解析だけでは取れません。逆に言えば、Web側の数値だけを見ている限り、この記事で扱った問題は数字の上に現れません。件数と流入は増え続け、粗利だけが静かに下がります。

当社では、対応範囲の整理から事例の構成、サイトの設計までを一貫してご相談いただけます。どこから手をつけるか決まっていない段階でも、取りたい引き合いの条件が言語化できていれば設計は進みます。お問い合わせからご相談ください。制作したサイトは制作実績でご覧いただけます。

よくある失敗

問い合わせ件数だけを目標にする

件数は増やせますが、受注率が下がれば受注は増えません。見積工数だけが増え、その分は既存客と量産案件への対応から差し引かれます。条件に合う件数を数える形に変えてください。

対応範囲を書かずに「お気軽にご相談ください」で受ける

範囲外の依頼を断る連絡が増え、条件の合う相手からは可否の確認に手間がかかる会社と見なされます。数値で書くほど、検討の初期に候補として残りやすくなります。

加工事例の件数を目標にする

5項目が埋まらない案件まで事例にすると、似た説明のページが並びます。出せる情報の線引きを決めないまま量を追うと、公開してはいけない情報が混ざる危険もあります。

検索数の多いキーワードから対策する

検索数の大きい語は、同業やコンサルティング会社が調べている語であることが多く、発注権限を持つ人の検索とは重なりません。対応範囲の内側にある具体的な語から始めてください。

フォームの項目を増やして絞ろうとする

条件の合う相手も同じ割合で離脱します。選別はフォームの手前で終わらせ、フォーム自体は短く保つほうが結果が良くなります。

図面の添付を受け付けてから保管の運用を考える

受信した時点で他社の機密を預かる立場になります。保管場所、期間、閲覧範囲を決めてから窓口を開いてください。

Webを新規獲得だけの道具として見る

展示会や紹介で接点ができた相手は、後から社名で検索して確認します。設備一覧や認証情報の抜けは、獲得ではなく既にある商談を止める形で効きます。

よくある質問

問い合わせが月に数件しかありませんが、少なすぎませんか

受注1件あたりの金額と、取引が続く年数から逆算してください。月3件の引き合いで、うち1件が量産に移行し数年続くのであれば、事業として成立します。件数の絶対値ではなく、条件に合う件数と受注後の金額で判断する指標です。

加工事例は何件くらい必要ですか

最初は3件で十分です。依頼された条件、難所、対応、結果、受けられる範囲の5項目が埋まる案件を選んでください。件数を先に増やすと、内容の薄いページが並び、どれを読んでも対応力が伝わらなくなります。

顧客の許諾が取れず、事例が1件も出せません

顧客名と製品名を伏せ、材質・寸法・公差・数量・リードタイムだけで構成すれば、許諾のハードルは大きく下がります。それでも難しい場合は、自社で作った試作品やサンプルを題材にしてください。設備一覧に加工可能な寸法と公差を明記するだけでも、判断材料としては機能します。

SEOと広告のどちらから始めるべきですか

対応範囲のページと事例が揃っていない段階では、どちらも成果が出ません。遷移先が「お気軽にご相談ください」だけの状態で広告を出すと、範囲外からの問い合わせに費用を払うことになります。掲載する情報を整えてから、まず範囲の内側にある語で検索広告を小さく試すのが安全な順序です。

英語のページは必要ですか

海外からの引き合いを受ける体制があるかで決まります。決済条件、輸出の手続き、納期の保証、問い合わせへの返信を英語で行える担当が社内にいない場合、ページを作ると対応できない引き合いが増えます。受ける準備ができてから作る順序にしてください。

自社製品を持たない受託加工でも、Web施策は有効ですか

有効です。受託加工ではむしろ対応範囲の明示が効きます。設計者は「この形状と公差で受けてくれる会社」を探しており、製品名では検索していません。材質、加工方法、寸法帯、公差の組み合わせが読み取れるページが、そのまま入口になります。

まとめ

製造業のWeb施策で最初に決めるのは、増やす件数ではありません。取りたい引き合いの条件です。材質、寸法、数量、納期、工程の5観点を営業と技術の双方が同じ粒度で言えるようになって、はじめて何を公開するかが決まります。

件数を主目標に置くと、受注率が下がっても件数は増え、報告上は成果として見えます。しかし見積を作る工数は受注しても失注しても同じだけかかり、増えた分は既存客と量産案件への対応から差し引かれています。この損失は機会費用の形をとるため、アクセス解析にも広告レポートにも現れません。

選別はフォームで行わないでください。項目を増やせば範囲外の相手と一緒に条件の合う相手も落ちます。対応可能な材質・寸法・公差・ロット・リードタイムを数値で公開すれば、範囲外の人は問い合わせる前に自分で降ります。同時に、確認しなくても可否が分かる会社として検討の初期に残りやすくなります。

加工事例は、出せない情報がある前提で設計します。何を考えて解いたかは公開してよく、どの条件値で加工したかは公開しません。前者は発注側が読みたい情報で、後者は競合が読みたい情報です。取引の場で保護される前提の技術情報を、自社サイトで先に手放さないでください。

キーワードは検索数で並べ替えないでください。発注につながる語は月に数十しか検索されず、その数値自体も丸めと12か月平均を含んでいます。見るべきは、その語で探す人が発注を判断できる立場にあるか、そして自社の対応範囲の内側かどうかです。

そして、これらの効果はWeb側の数値だけでは確認できません。条件に合う引き合いの件数、見積提出からの受注率、見積にかけた総工数。この3つは社内の記録からしか取れないため、施策を始める時点から残す形にしておいてください。会社の紹介資料は資料ダウンロードからご覧いただけます。

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